伊料理とシェフ、写真から温かさ 松山で展示会
イタリア・フィレンツェ在住の日本人ジャーナリストが現地の色彩豊かな料理やシェフの表情を収めた写真展が愛媛県松山市一番町3丁目の萬翠荘で開かれ、香りが漂ってきそうな数々の料理写真が来場者の食欲を刺激している。31日まで(25日休館)。
撮影したのはイタリアの食文化を取材する池田匡克さん(48)=東京都出身。好きだったイタリアを専門に取材したいとの思いから、勤めていた出版社を18年前に辞め、同国に渡った。約5年前に知り合った東温市のイタリア料理シェフから「イタリア料理の写真で愛媛を盛り上げられないか」と依頼され、初の個展を開いた。
「作っている人の表情も見てほしい」と料理とシェフの写真各1点を一組で展示している。